“楽しませる”仕掛けをつくるために。愛され人事の意識と行動の根本にあるものとは。

先輩たちのレベルの高さに思わず萎縮

先輩たちのレベルの高さに思わず萎縮

私は、前職でブライダル関係の仕事をしていました。メリアルームに入ったきっかけは、接客スキルに加えて、事務の経験を積みたいという想いから。当社では、男性のお客様に向けてのアートフラワー(造花)Web販売をメインに、人生の転機である“プロポーズ”の場を演出する商品やサービスをお客様に提供しています。

だからこそ、私のブライダル業界での経験を評価していただき、入社することになったというのが経緯なのですが…。いざ勤務をはじめると、周りの先輩スタッフ方の電話対応のクオリティや、仕事のスピードの速さと正確さに驚いてしまい…。正直、当時は少し萎縮していたと思います。「私は本当にここにいていいのかな」と思いながらも、まずは与えられた仕事を丁寧に全うすることに専念。

今でこそ「仕事が早くて質が高い」と上司から言われるようになったものの、本当に受け身の姿勢というか仕事ができる先輩の方々を追いかけていただけで(笑)。それでも、お客さま対応や書類作成がメインのコンシェルジュ業務から社内環境の整備や採用に関わる人事業務まで、幅広く仕事を任せてもらえている環境にはとても感謝していますね。

社内でいちばん、話しかけやすい存在に

社内でいちばん、話しかけやすい存在に

メリアルームで働くスタッフは、全員が女性。女性だけの職場というと派閥があったりと、ある程度人間関係の難しさも覚悟していたのですが、実際は全くそんなことはなくて。各々が自分に求められている役割を正確に理解していて、お互いを尊重し合う風土なんですね。社内でのコミュニケーションはフラットそのもの。メンバー同士のこの雰囲気はメリアルームの大好きなところの一つなのですが、実は私の中にはさらにもっと風通しをよくしたいという想いがあって。

そこで、上司に社内の全員でクジを引いて「席替え」でデスクの位置を決めようという提案をしました。ベンチャー企業の自由な風土もあって、現在ではこの「席替え」は社内で定期的に行なう決まりごととして定着。なかなか業務上では接点のないメンバー同士がコミュニケーションを取るきっかけにもなったのかなと。人事業務を担当する立場として、できることはまだたくさんあるはず。まずは先輩を見習いながら、社内の誰にとっても話しかけやすい存在でいることを意識していますね。どんなに忙しくても眉間にシワをよせないように、話しかけづらい雰囲気を自分からつくらないように(笑)。

誰かのアイデアを、必ず形にすること

誰かのアイデアを、必ず形にすること

これもメリアルームのいいところなのですが、「何かやりたい」というアイデアにNOを出す社員が一人もいないんですね。例えば、毎週金曜日に会社からお弁当を支給するという制度があるのですが、これも社員からの意見が採用されたもの。もともと自由闊達な風土のメリアルームですが、私は社内を今よりもさらにアイデアの飛び交うコミュニケーションの場にしたいと思っています。

だからこそ、インプットすることに必死だった今までの1年間から、これからはアウトプットの重要性を感じる1年間になるはず。社内のメンバーが何気なく口にする要望を、具体的なアイデアに昇華して上司や社長に伝えること。会社のブランディング、今後の中途採用の強化を見越して、現在メリアルームは福利厚生制度をより強化している真っ最中。最近になって制度化されたアニバーサリー休暇もそうですが、社内からどんどん新しいアイデアが生まれている状態です。人事業務を担当する立場として、社員と社長のパイプ役になることが私の当面のミッション。私自身が変えることの楽しさを実感しながら、今後も新しい環境づくりに貢献していきます。

社員に楽しんでもらうことも、人事のシゴト

社員に楽しんでもらうことも、人事のシゴト

社長と距離が近く、いつでも相談ができること。会社の自由度が高く、社内のほとんどの業務に携われること。ベンチャー企業ならではの風通しのよさを入社当初は新鮮に感じたものですが、最近になって改めてこの環境で仕事ができる楽しさを実感しています。どうすれば社内メンバーにもっと仕事を楽しんでもらえるのか、自分が楽しむだけでなく、どのようにしていい影響を周りに与えられるのか。

企画から当日のスケジュールまで全般を担当させてもらっている社内イベントでは、まだ言えないのですが、ちょっとしたサプライズも企画していて。加えて、いま私が力を入れて取り組んでいることは社内報の制作。デザインから新入社員の方のインタビュー記事まで、社員のモチベーションの向上につながるような企画を日々考えています。どちらも直接会社の利益につながるものではないかもしれません。しかし、何より大事な一緒に働くメンバーに向けた、言わば仕事を楽しむための“仕掛け“。私自身も仕事を楽しむ意識を持ち続けながら、いつもお世話になっている先輩たちへの恩返しの意味も込めて、仕事をより楽しめるようなきっかけをつくれる存在になっていくつもりです。

お気に入りの仕事道具
My favorite work tool

『名刺サイズのクレド』
クレドとは、会社の最も大事にする“志”をまとめたもの。メリアルームでは名刺ケースに入るくらいのコンパクトなサイズのクレドを社員全員に配布しています。仕事で悩んだとき、新しいことに挑戦しようと思ったとき、いつでも原点に立ち返れるようにと、どこにでも持ち運びできる小さめのサイズ。かわいらしいデザインも気に入っています。

お気に入りの仕事道具

企業紹介Bijinji Office

株式会社メリアルーム

株式会社メリアルーム [ 企業サイト:URL ] [ 採用サイト:URL ]

事業内容

アートフラワー(造花)のWeb販売およびプロポーズ演出のための商品・サービスの提供

所在地

東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル7階

プロフィールProfile

杉本 真美

杉本 真美

マネジメントグループ コンシェルジュチーム フラワーコンシェルジュ/前職のブライダルの経験を活かしながら、お客様にも社内メンバーにも愛される美人事。入社2年目ながら担当する業務の領域は広く、コンシェルジュ業務から人事、総務関連業務まで、メリアルームのあらゆる分野で活躍している。

Lineup of BiJinji美人事ラインナップ

経験を自ら取りに行き、目指すは「誰よりも学生の可能性を信じ、その可能性を拡げられる」人事。

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どんな会社でも通用するレベルのノウハウとスキル、ホスピタリティを備えた人事を目指して。

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行動力と“言い訳しない”スタンスで、採用ブランディングに磨きをかける。

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求職者との間にどれだけの「納得」を作れるか、が入社後活躍のポイント。

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応募してくれた方の期待感や想いにどこまでも応える、というチャレンジ。

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すべての経験が糧になる。個々の能力を最大限に引き出し、サポートするのも人事の仕事。

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「採用」からフロントメンバーへプレッシャーをかける…自らも成長を続ける人事の新たな挑戦。

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商品企画から人事へ。子育てと両立しながら制度や仕組みを創造し続ける女性管理職。

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